SPRING VALLEY BREWERY(SVB)とは
SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレーブルワリー)をご存知でしょうか?
キリンビールが運営するクラフトブルワリーで、代官山、横浜、京都に醸造所併設店舗をかまえており各店舗はそれぞれの土地柄を生かした雰囲気になています。
代官山のお店はオシャレな街にあったモダンな作りになっており、木のぬくもりも感じることができる作りに。
横浜はキリンのビール工場の敷地内にあるクラフトビアホールで、横浜らしく赤レンガ造りの建物で明治の日本を感じさせてくれます。
京都は和をモチーフにしており、古民家のような建物で和を感じさせつつインテリアデザインは現代的なものを使用し、とても居心地のいい空間になっています。
詳しくは以下から確認できます!
https://www.springvalleybrewery.jp/pub/
496とは??
SVBの定番ビールは6種類あるのですが、今回は496というビールを紹介します。

496の特徴は下面発酵酵母を使用したラガービールで、アルコール度数は6.5%とやや高めです。
究極のバランスを追い求めた、SVBの象徴的なビールになります。
496の名前の由来は、以下のように公式サイトに書かれています。
“496”という数字は、とても特別な数字なんです。数学の世界では“完全数”と呼ばれ、哲学が盛んだった古代ギリシアでは神聖な数字と崇められていました。さらになんと、最新科学の世界でも、宇宙の神秘を解き明かす鍵になるとも言われる神秘の数字として、再び注目が集まっているのです。
ビール醸造の“哲学”と“科学”…まだ見ぬ新次元のおいしさを追い求める心と技の融合。
ブリュワー(造り手)の願いと探求心が、この名前には込められているのです。…と、難しく語ってみましたが、最後にもうひとつ、このビールの驚くべき秘密をお教えしましょう。実は、“496”は、もしひと月毎日飲んだとしても、飽きることがないビールなんですよ。嘘だと思うなら試しに、1から31までの数を順番に足してみてください。どうです?496になったでしょ。
https://www.springvalleybrewery.jp/beer/beer_496.html
なんとも練りに練られたネーミング。企画した方々の苦労が伝わってきます。
496のお味は
では実際に飲んでみたお味はというと、ラガービールなので比較的スッキリしたクリアなイメージで飲んだのですが、このビールはエールビールの印象!!
香りはホップの鼻を抜ける香りがやや強めで、コクを感じる甘みがエールビールかと思わせるくらい特徴的なものでした。
色も濃い目の琥珀色で、苦味はマイルドでエールビールとラガービールの中間的な不思議なビールです。
合いそうな料理は肉料理!
公式サイトのおすすめのペアリングに肉料理や揚げ物などの濃い味と書いてあるのですが、飲んでみてまさしくそのとおりでした。
肉の味に負けないくらいしっかりとしたビールなので、料理の深みをさらに引き出してくれます。
イメージ的には赤ワインに肉料理が合うのに近い印象です。
ステーキなどにはもちろん合うのですが、やはり家庭で飲むには中々ステーキには手が出ません。
気軽に飲むなら以下がおすすめ。
焼き鳥(タレ)!!!
ソーセージ!!
チキン南蛮!!!
比較的味のしっかりした料理がおすすめです。

おわりに
いかがでしたでしょうか?やっぱりビールは料理との組み合わせを基準に何を飲むのかを考えると楽しみが2倍、3倍に増えていきます。
SVBのもう一つの代表的なビールのon the cloudも飲んでみて、こちらも料理にとっても合うビールでしたのでまた改めて紹介したいと思います!