今回はサッポロビールの冬限定ビールの冬物語をご紹介。
冬物語は普通のビールとどう違うのかわからない方もいると思いますので、今回は同じサッポロビールの黒ラベルと飲み比べてみましたのでその感想を紹介します。

冬物語とは?
冬物語とはサッポロビールが1988年に発売した冬限定ビールで、ビールと言えば暑いときにゴクゴクと飲むのが美味しいのですが、寒い冬にも美味しく飲めるように開発されたビールになります。
以下は公式ホームページより引用です。
冬物語の美味しさの特徴である、「冬のまろやか仕込」(注1)、ウィーンモルト(注2)一部使用に加え、本年は麦芽を増やしたことで、贅沢でまろやかなコクがより進化しました。 本年も、冬の到来を楽しみながら、今だけの冬物語をお楽しみください。
※注1:ホップを煮沸工程の中間に投入することで、うまみを抽出し、まろやかな味わいを実現する製法。
※注2:丁寧に焙燥することで通常の麦芽より少し色味がある、香ばしい薫りが特徴の麦芽。ヨーロッパのウィンタービールにも用いられる。
贅沢でまろやかなコクが特徴とありますが、黒ラベルと比較してどのくらい違うのか飲み比べてみました。
黒ラベルとの違い
原材料、アルコール度数
まずは原料とアルコール度数をみてみましょう。
どちらも麦芽、ホップ、米、コーン、スターチと原材料は同じです。
アルコール度数は冬物語が6%とやや通常のビールより高めになっています。
冬の冷えた身体をあっためてくれるのを意識しているのでしょうか?
味、色、香りの違いは?
グラスに注いでみると、左の冬物語の方が少し濃い金色をしています。写真じゃとっとわかりにくいですね。。
特徴である”ウィーンモルトを丁寧に焙燥することで通常の麦芽より少し色味がある”というのがわかります。
黒ラベル
黒ラベルの味はコク、深み、キレ、甘さバランスの取れたコクになっています。どんな料理にも合わせやすく、一年中飲める味になっています。
どちらかというの喉越しを楽しむビールという印象でしょうか。
冬物語
続いて冬物語。
飲んだ瞬間にコクと深みが強く甘さも感じられるテイストになっていました。
苦味も強くなく少し香ばしい香りがし上品な味がします。
とてもまろやかでクリーミーな仕上がりになっており、寒い冬で冷たいビールを飲んでいるのにホッとする味がしました。
冬物語に合う料理
ビールに合うおつまみは、揚げ物や濃い味のものを流し込むのが印象的ですが冬物語はその逆です。
お鍋やおでんなどさっぱりした物の方が合います。
他には刺し身や焼き牡蠣などさっぱりした魚介系にも合います。
芳醇なコクと甘みが特徴な冬物語なのでむしろ冬料理のさっぱりしたものの方がバランスよく、料理、ビール共に美味しくいただけます。
ココ最近は冬物語にどっぷりハマってしまうほどとても美味しいビールなので是非飲んでみてください^^
それでは、カンパーイ!
