最近話題になっているキリンビールが発売した日本初の糖質0ビールの一番搾り糖質0。
今までも糖質0のビールはあったのでは?とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
それは発泡酒や新ジャンル(第3のビール)であって、正確にはビールではありません。
ビールや発泡酒の違いについて詳しく知りたい方はこちらで紹介しています!
今までの糖質0系はやはり普通のビールと比べるとどうしても物足りない印象があるのですが、糖質0のビールはどうかと思い飲んでみましたのでその感想を紹介します!
糖質0ビールってどうやって作ったの?
そもそも糖質0ビールが今までなかったのは作るのがとっても難しいからです。
ビールは麦芽とホップを主原料とし、麦芽を発酵させることで糖やアルコールが発生し美味しさのもととなるのです。
なので麦芽の量を減らすと糖質を削ることはできますが、そうするとビールではなくなってしまうんです。(ビールは麦芽の使用量が50%以上でないとダメなんです。)
そこでキリンビールはビールづくりを1から見直し糖質低減に適した麦芽の選定を行いました。
麦芽中の糖質には、酵母が食べられるものと食べられないものが混在しており、酵母が食べられる糖をより多く含んだ麦芽を厳選したそう。
仕込の段階で麦芽中のでんぷんをより酵母が食べやすい糖に分解することも行ったそうです。
麦芽中のでんぷんは、仕込の工程で大小さまざまな糖に分解されますが、大きな糖は酵母が食べきれません。
食べ残した糖はビールの糖質となってしまうので、酵母が食べられる小さいサイズに揃えて分解し、小さくした糖を全部酵母に食べ尽くしてもらうことで、糖質ゼロを実現したそうです。
なんて企業努力・・・。
成分やアルコール度数は?
成分表
アルコール度数 | 4% |
---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ、糖類 |
エネルギー | 23kcal |
たんぱく質 | 0.1g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 0.6g |
糖質 | 0g |
食物繊維 | 0~0.4g |
食塩相当量 | 0g |
アルコール度数は4%と通常のビールと比べると少し低めです。
注目は人工甘味料が入っていないところです!!
糖質0系の新ジャンルビールには糖質を抑えるために甘味料がよく入っているのですが、私はこの不自然な甘みが苦手です。
キリン一番搾り糖質0の味は?飲んでみた感想
糖質0系にある不自然な味の薄さはなく、ビールというだけあって濃い味わいがします!
ただやはり若干の物足りなさは感じてしまいますが、麦芽とホップの香りも感じられ糖質0ということを考えると問題ないレベルかと思います!
スーパードライの様なキレ味の印象が強いビールに感じたので、喉越しでゴクゴク味わうのをおすすめします。
正直、個人的にはこれまでの糖質0は美味しくない商品が多いのですが、それらと比べたら遥かに美味しく糖質0の普段飲みとしたら満足できる味でした。
全然美味いぞ!!!糖質0でこれはすごいぞ!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
糖質0ビールもここまで進化したのかと驚きました。
ただ、まったく普通のビールと同じ感覚で飲むと、少し物足りなさもあるのでそこはやはり糖質0!
健康に気を使っている方にはぜひオススメいたします!
それでは、かんぱーい!