ホッピンガレージをレビュー！2ヶ月ごとに新作が出る新感覚ビールたちを紹介！

2023年2月6日2023年2月7日

ホッピンガレージとは

「HOPPIN’ GARAGE（ホッピンガレージ）」とはサッポロビールが運営しており、一般消費者から募ったアイデアをもとに新しいビールを生み出して製品化しているブランドです。

販売終了のものも含めこれまで多くの種類を製造していますが、その1つ1つ全てが“誰かの「ほんとう」のストーリー”でつくられているというのが特徴です。

ビールと言えば喉越しやキレ、最近では糖質0など機能的な面をアピールすることが多く見られましたが、コンセプトに着目したこれまでの発想に捉われない新しいビールかと思います。

ビールの種類は販売終了ものも含めるとこれまでに19種類販売しており、今回は現在販売中のものを紹介します。（2023/2/6現在）

ホッピンガレージのフラッグシップ（主力商品）ビールで、ビアスタイルはインディアペールラガー、アルコール度数は5%となっています。

コンセプトはホッピンおじさんが多くの魅力的な人々と出逢い、その人生ストーリーを珠玉のビールに仕立て上げてきた末に辿り着いた、HOPPIN’ GARAGEのフラッグシップビール。

こちらに関してはストーリー動画もあり、ワクワクしてビールを飲みたくなってしまいます！

特徴としてはモザイクホップを使用しているところ。

モザイクホップとはアメリカ生まれのホップで、トロピカルフルーツや柑橘系、ベリーなどの香りが感じられ、様々なアロマが複雑に絡み合うユニークな香味が特長です。

「RAP ＆ BEER」は、ラップグループP.O.P（ピーオーピー）として活動する、双子の兄弟と共に開発したビール。

“たのしいことばかりありますように”と「RAP & BEER」に願いを込めた双子ラッパーの人生ストーリ―がコンセプトとなっています。

「RAP ＆ BEER」は、酵母にラップを聴かせたりするなど、ラッパーらしい観点から作られたビールです。

フレーバーホップ「シトラ」と「ネルソンソーヴィン」を一部使用した、掛け合わせたダブルホップ製法で作られています。

「シトラ」は強い柑橘系とパッションフルーツやら位置の風味がし、良質な苦味が特徴のホップ。

「ネルソンソーヴィン」はライチ、ベリー系の風味が特徴のホップです。

ビアスタイルはピルスナー、アルコール度数は5%となっています。

「インカの扉」は、代々木上原と二子玉川にお店を展開する餃子店、按田餃子の店主と共に開発したビール。

コンセプトは店主がペルーで経験した物語がギュッと詰まったビールで、南米で親しまれている、サチャインチ（インカインチプロテイン）やキャッツクローなど数種類のハーブが入ったスパイスビールです。

独特な苦味がありながらも、ハーブティーのようにスッキリとした味わいが特徴です。

ビアスタイルはハーブおよびスパイスビール(発泡酒)、アルコール度数は5%となっています。

「Thanks & Cheers!」はさまざまな企業のがん経験者の有志が参加して作られたビールです。

コンセプトは「生きている喜びを心から実感できるビール」。がんを経験したからこそ感じる苦しさや悲しみ、その先にある希望、幸せ、喜び──。

人生にあるいろいろな思いを、ほろ苦さと爽やかな後味・香りで表現しているとのことです。

つらいことも悲しいことも包括し、生きている喜びを心から実感できるビール。

ビアスタイルはピルスナー、アルコール度数は5%となっています。

サッポロビールのSORACHI1984と同じ、伝説のホップ「ソラチエース」を使用しているのが特徴です。

ソラチエースはヒノキやレモングラスのような香りと爽やかな苦みが特徴のホップです。

「クリチーとルービー」は、森永乳業でチーズの研究開発に取り組む川上さんの人生ストーリーがもとになって誕生したものです。

「クリームチーズに合うビールがあれば、食卓がもっと楽しいものになるはず！」という川上さんの、チーズやビール、そして食卓への愛情がこのビールには込められています。

企業をまたがって開発したビール、おもしろそうですよね。

ビアスタイルはペールエール、アルコール度数は6%となっています。

フレーバーホップ「ネルソンソーヴィン」使用し、ライチやベリー系の風味が特徴のホップです。