2025年春、キリンから登場した「一番搾り ホワイトビール」。
小麦麦芽を使ったまろやかな味わいと、飲みやすさが魅力の新しい選択肢として注目を集めています。
この記事では、実際に飲んでみた味わいの感想、通常の一番搾りとの違いを詳しく解説します。
ビール初心者からホワイトビール好きの方まで、ぜひ参考にしてみてください。
味わいレビュー:甘さとやわらかさが際立つ、上品なホワイトビール
キリン一番搾りホワイトビールは、通常のビールよりもほんのり甘く、まろやかな口当たりが特長です。小麦麦芽を使ったホワイトビールならではの柔らかな泡立ちと、口に含んだときのやさしい甘みが、第一印象からとても心地よい一杯。
甘さは砂糖のようなわざとらしさではなく、麦の自然な甘みが舌の上で穏やかに広がり、どこかクラフトビールを思わせる品のあるテイスト。
とはいえ、甘いだけではなく、一番搾りらしい「キレ」や「喉越し」も健在。飲み進めると、後味にはすっと抜ける爽快感があり、ビールらしい満足感をしっかりと感じさせてくれます。
また、苦味については非常に控えめで、やわらかく爽やか。IPAのような強烈な苦味ではなく、あくまで食事や日常に寄り添う「優しい苦味」。これが全体のバランスを整えており、軽く飲みたい日にもぴったりです。
🍻「ビールの苦さがちょっと苦手…」という人でも、これはむしろ“美味しい”と感じる可能性大!
ただし!!
小麦を使ったビールの代表「ヴァイツェン (Weizen)」の様なビールをイメージして飲むのはやめましょう。
ヴァイツェンは酵母によるバナナやクローブのような香りが特徴です。またホップが少ないことから苦みが少なく舌触りも濃密で「まるで飲むパンのようだ」とも言われています。
キリンのホワイトビールはラガービールで、副原料にコーンも使っているため、50%以上小麦麦芽が使われているヴァイツェンとは全く違う味わいです。
なので美味しいビールですが、ヴァイツェン とは全く違う味や香りです。比較はせず新しい味わいのビールを楽しみましょう!

一番搾り(通常)との違いを比較
「一番搾り ホワイトビール」は、通常の一番搾りと比べて、原材料や仕上がりに明確な違いがあります。
まず大きな違いは、小麦麦芽を使用していることです。通常の一番搾りは主に二条大麦を使用した、王道のラガービールですが、ホワイトビールはこれに小麦由来のやわらかさと自然な甘みが加わることで、ぐっと飲みやすくなっています。
製法にも違いがあり、どちらも「一番搾り製法(最初に流れ出る麦汁だけを使う製法)」を採用していますが、ホワイトビールはさらに無濾過製法を取り入れており、ビールの持つ素材本来の風味を残した“まろやかで濁りのある”仕上がりになっています。
味の方向性も大きく異なります。通常の一番搾りは、ほどよい苦味とキレのある後味が特長ですが、ホワイトビールはそれに対して甘みがあり、苦味は控えめ。全体的にフルーティーで、やさしい飲み口が際立ちます。
見た目も異なり、通常の一番搾りは透き通った黄金色ですが、ホワイトビールはうっすらと濁りのある淡い色合い。これが“クラシックなビール”と“ナチュラルなホワイトビール”という、視覚から受ける印象の違いにもつながっています。
飲みやすさの面では、通常の一番搾りが“しっかりビールを飲みたい人向け”なのに対し、ホワイトビールはビール初心者や女性にもすすめやすい、やわらかな仕上がりとなっています。


どこで買える?
コンビニやスーパー、酒屋など多くの店舗で購入することができます。
もちろんネットでも買えるので大量買いする場合は自宅まで運んでくれるネットで買うのがおすすめ!
ふるさと納税でお得にゲット
新しい商品ですが、ふるさと納税の取り扱いもあります!毎日飲みたいビール、ふるさと納税でお財布に優しくビールを飲むのもありです!
おわりに
キリン一番搾り ホワイトビールは、ビールの新しい楽しみ方を提案してくれる一本です。
普段はビールを敬遠しがちな方でも、「これは飲みやすい」「また飲みたくなる」と感じるような、まろやかで優しい味わいが魅力です。
一方で、キリンらしい“ビール感”や飲みごたえもちゃんと残されているため、ビール好きの方にも十分満足していただける仕上がりとなっています。
日常の食卓はもちろん、ちょっとしたご褒美の一杯にもぴったり。
「今日はいつものビールじゃなくて、少しやわらかい気分で飲みたい」──そんな時に、ぜひ選んでみてください。
